水滴飛ばしは必要?ブロアーが必要なくなる水やり方法はこれ

水やり
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多くのタニラーさんが水やりとセットで行っているのが水滴飛ばし。

水やり後、シュポシュポと呼ばれるブロアーを使って苗に溜まった水を吹き飛ばしていきます。

暑い時期は特に念入りに水滴を飛ばしますよね。

今回は、この水滴飛ばしの必要性と水滴飛ばしが必要なくなる水やりの方法についてご紹介します。

結論から言うと、私は水滴飛ばしはしておいた方が良いと思っています。

水滴飛ばしをする理由や水滴を作らない「底面給水」についてご紹介していきますので、ぜひ参考にして頂けたらと思います。

さくら
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このブログを書いてる人

神奈川県在住。
自宅の小さな庭で、エケベリアを中心に多肉植物1000苗以上を育てています。
ムチムチ系が好き♡
このブログでは、多肉初心者さんに向けて多肉植物の育て方や育てる楽しさをお伝えしていきます。

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水滴飛ばしをしておいたほうが良い理由はいくつかあります。

一般的に指摘されている、水滴を放置した場合のリスクについてまとめてみます。

苗に溜まった水滴がレンズの役割をして葉焼けを起こす可能性があります。

中心に水が溜まっている多肉植物

夏の強い日差しが降り注ぐような日は特に注意が必要とされています。

苗の中心や葉と葉の隙間に水滴が残ることで、蒸れが生じて葉の腐敗を招くことがあります。

特に夏は残った水滴が高温になり、蒸れやすい状況を作りやすくなります。

冬は葉に残っている水滴が凍結して葉を傷めてしまうことがあります。

葉の水滴が凍った多肉植物

葉が凍結してしまうと、解凍されても元に戻らず凍傷を負うことがあります。

このように、苗に水滴が残ることでいくつかのリスクがあるとされています。

個人的には苗に水が溜まることで葉が焼けたり腐るような経験はあまりないと思っています。

ですが、ずっと見張っているわけではないので絶対にないとは言い切れませんし、葉が腐ってもそれがどのような原因で腐ったのか正確に断定することはできません。

なので、水滴を残すことで少しでもリスクがありそれを回避する術があるなら、安全のためにも私はやっておいた方が良いと思っています。

水滴を飛ばしている多肉植物

水滴を飛ばさないと絶対危険かというとそんなことはないと思いますが、「水滴がない方が安全」だということは言えますよね。

毎回はできなくても、夏は高温多湿で風が全く吹いていないような時、冬は水やり後に大寒波が来るような時は必ず水滴を飛ばすようにしています。

そもそも・・・

苗の中心にこんな風に水が溜まっていたら気になりますよね?

私はとても気になるし、水滴が蒸発すると葉にゼリー状の物が残ったり白い跡が残るのがとても嫌なんです。

なので反射的に水滴を飛ばしてしまいます。

ダイソーのブロアー

水滴を飛ばすときはダイソーで売っているこちらのブロアーを使ってシュポシュポしています。

持っている苗が多い場合は電動のブロアーを使ったほうが便利かもしれませんね。

水滴飛ばしをしたほうが良いとは分かっていても、時間がなかったり面倒だなと思う時も結構ありますよね。

そんな時は底面給水で水やりするのがおすすめです。

底面給水とは、水を張ったトレーなどに鉢を入れて鉢底から苗に水を吸わせる方法のことをいいます。

さくら
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底面給水には様々なメリットがあります!

  • 葉に水が溜まらない
  • ムラなくしっかり吸水できる
  • 加減すれば土の表面を濡らさずに水やりできる

水やり後の水滴飛ばしを回避したい時、葉に水が溜まらないというのは大きなメリットになりますよね。

また、水の量を加減して土の表面が濡れないようにすれば蒸れ防止にもなるので、夏の水やり方法としてとてもおすすめな方法だと思います。

我が家では、ホームセンターで売っている底面給水用のトレーを利用して一気に底面給水しています。

底面給水用のトレー
▼ネットでも販売されています
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私が愛用している所沢植木鉢センターさんのトレーがスッポリ入るので一気に給水できてとても便利です。

底面給水用のトレーにすっぽり入った鉢トレー
▼所沢植木鉢センターさんのA-25専用トレー

まずは底面給水用のトレーに水を張ります。

鉢の下1/3くらいが浸かるように水を入れます。

水を張った底面給水用のトレー

あとは鉢を入れるだけです。

しっかりたっぷり給水させたい時は数十分浸けておきますが、蒸れが気になる夏は鉢の下半分が濡れる程度に浸けるようにしています。

さくら
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浸ける時間は5秒くらい!

底面給水トレーに浸けた鉢

水に浸けてから鉢を持ち上げてみるとずっしりと重みを感じます。

それでも、我が家の場合5秒なら土の表面までは濡れません。

底面給水した鉢
底面給水した鉢
底面給水した鉢

底面給水後30分経っていますが、土の表面は濡れていませんね。

重みはしっかりあるので給水はできています。

分かりやすく透明のポリポットで見てみると・・・

下半分くらい濡れた鉢

しっかり鉢の下半分が濡れていますね。

5秒だと少ないと感じるかもしれませんが、給水後はどんどんここまで水が上がってきます。

水に浸ける時間については、使っている鉢や土、鉢底石の有無や根の量によっても変わってくるので一概には言えません。

ただ、給水したかどうかは重さでだいたい分かるので、給水する前に鉢を持ってみてその重さを覚えておくと良いと思います。

さくら
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あまりにも軽いならもう5秒浸けてみよう♪

すぐに乾いて蒸れも気にならないし、何より水滴飛ばしの手間が省けるのでとても快適です。

では、底面給水できちんと苗が水を吸えたのか、翌朝の苗の様子をチェックしていきます。

さくら
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ビフォーアフターで見てみよう!

底面給水後のビフォーアフター

ふんわりと葉が開いていますね。

触ると硬さを感じるのでしっかり水を吸えたようです。

底面給水後のビフォーアフター

若干ではありますが、こちらも葉が開いているのが確認できます。

底面給水前はふにゃふにゃでしたが、水を吸って葉がカチカチに硬くなりました。

底面給水後のビフォーアフター

こちらはパッと見変化が分かりませんね。

小苗で根が少ないため10秒浸けました。

土の表面が少し濡れて葉の硬さも増したので水は吸えていると思います。

かなり水不足の状態でしたが、ふんわりと葉が開きました。

こちらも小苗なので10秒浸けています。

土の表面が少し濡れていますが夕方には乾いていました。

底面給水後のビフォーアフター

見た目では分かりづらいですが、底面給水前はかなりのふにゃふにゃでした。

5秒では少ないかな?と思いましたがしっかり水を吸ったようです。

ということで今回は、水滴飛ばしの必要性と、水滴を作らずに水やりできる底面給水についてご紹介しました。

底面給水は水滴を作らない水やり方法としてとてもおすすめですが、持っている苗の数が少ないなら水差しでの水やりもおすすめです。

私は100均で販売されている水差しを愛用していました。

水差しで苗に水を与えている

根元に向かってピンポイントに水やりできるので葉に水が溜まりません。

水の量も調節しやすいのでとても使いやすいです。

ぜひ参考にしてみて下さい。




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