こちら神奈川県は、ようやく暖かな春らしい陽気を感じられる日が多くなってきました。
いよいよ春の多肉ごとスタートです!
この春は葉挿しをたくさんしたいと考えているのですが、その前の準備としてやっておきたいことがあります。
それは、葉挿ししたい苗に肥料を与えてお休みモードから成長モードに移行させることです。
今回は、私の春の多肉ごとの一つとして、葉挿しの下準備の様子をご紹介していきます。
葉挿しの成功率がアップするのでぜひ参考にしてみて下さい。
紅葉した葉は根や芽が出にくい
基本的に、紅葉した葉はお休みモードに入っているため根や芽を出すのにとても時間がかかります。

こちらは昨年の秋に挿しておいた葉挿しですが、挿した時は緑色でも冬には紅葉してお休みモードに入ってしまったものがちらほら見られます。
葉っぱだけになってもしっかり紅葉はするようですね。

よく見てみると、緑の葉からは芽が出ているものが多いです。


寒い冬の間も少しずつ成長していたみたいです。
対して紅葉した葉の方はというと・・・

やはりほとんど芽が出ていないですね。


葉がフニャフニャで根も出ていないようです。

やっぱり根がないですね。

先端が黒くなってダメになっているものもありました。

こんな感じで、紅葉した葉で葉挿しをするとものすごく成績が悪いです。
葉挿しできないということはありませんが、時間がかかるのでその間に葉がダメになってしまうことも多いです。

それに比べて緑の方は葉に厚みがありプリプリですよね。
芽が出てなくてもほとんど根を出していたので、水を吸って芽を出す準備が整っているように見えます。
紅葉した葉も成長スイッチを押してあげれば、根や芽が出てプリプリにすることができます。
葉挿しをする前に肥料を与えてスタートダッシュを切る!
紅葉した葉に成長スイッチを入れるため、肥料を与えていきます。

私がいつも使っているのはこちらのハイポネックス。
今回もこれを使って、葉挿しに使う苗を成長モードに戻しておきます。

今回、葉挿しに使う苗として選んだのがこちら。
紅葉が薄いものもありますが、しっかり緑に戻したほうが成功率が上がるためすべてにハイポネックスを与えていきます。
ではまずはハイポネックスの準備から!

ハイポネックスは水で薄めて使う液体肥料です。
規定量をキャップに入れて・・・

ジョウロに入れて水やりをしていきます。

まずは桃太郎から。
可愛く紅葉しているので何だかもったいないですが、たくさん増やしたいので葉挿しに使います!

液肥を与える時は水が鉢底から流れ出るくらいしっかり与えます。
ちなみに、この先数日は暖かい日が続くので凍結の心配はありません。

鉢の表面が濡れていても・・・

鉢の中はまだ半分くらいしか濡れていません。
結構水をあげたつもりでも根に水が届いてないことがわりと多いので注意ですね。

頭からジャブジャブと水をかけていきます。

ピントが後ろの多肉たちにいってますが、鉢底から水が流れ出てきました。

しかり濡れたようですね!
こんな感じでどんどんあげていきます。

続いてはオレンジモンロー。
こちらも可愛く紅葉してますが、大好きな子なので増やしていきます!

同じように頭からジャブジャブいきます。

もう少しかな?
鉢底から水が出るまでしっかりあげます。

またもやピントが後ろの多肉たちにいってますが、しっかり水が流れ出てきました。

鉢の中全体に水が行き渡ったのが確認できますね!
持った感じもずっしりと重くなりました。
ちなみに、この半透明のポリポットは中身がよく見えるのでとても便利です!
いつも所沢植木鉢センターさんでまとめ買いしています。

こんな感じで全ての苗にハイポネックスを与えました。
一週間くらいで葉色が緑に変わってくるので、それが成長スイッチONの合図になります。
そしたらどんどん葉を取って葉挿ししていく予定です。
置き場所問題がさらに深刻化しそうですが、やっぱり増やすのは楽しいのでやめられません♪
この春葉挿しを考えている方は、葉を取る前にぜひ液肥を与えてみてくださいね。
▼葉挿しの詳しいやり方についてはこちらの記事をご覧ください
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