【多肉植物】春の植え替えにはどんな土を使う?土の配合と選び方

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春の植え替えシーズンがやってきましたが「どんな土を使おうかな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

私が初心者さんにおすすめするのは多肉植物専用の土なんですが、多肉植物を育てていく中で、自分で配合した土で育ててみたいなと思うタイミングが来ると思います。

そこで今回は、春の植え替えで使う配合土についてご紹介していきます。

土の選び方や配合のコツ、またこの春私が使っている配合土の内容についてもご紹介していきますので、土を配合をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

▼初めて植え替える場合は多肉植物専用の土がおすすめです

さくら
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このブログを書いてる人

神奈川県在住。
自宅の小さな庭で、エケベリアを中心に多肉植物1000苗以上を育てています。
ムチムチ系が好き♡
このブログでは、多肉初心者さんに向けて多肉植物の育て方や育てる楽しさをお伝えしていきます。

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配合を決める際は何を基準に考えれば良いのか?

そして、具体的にどんな土を使えば良いのか?

コツと共に解説していきます。

多肉植物は蒸れに弱いため、水はけが良く通気性の良い土を使うのが基本です。

特に春に植え替える場合は、これからやってくる高温多湿な夏に備えて蒸れにくい土に配合しておくとが必要です。

排水性・通気性の良い土

鹿沼土・赤玉土・日向土・パーライトなど

個人的には、鹿沼土と赤玉土など排水性の良い土をベースにして、そこに保水性のある土を少しプラスして配合するのがおすすめかなと思います。

さくら
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鹿沼土と赤玉土は潰れにくい硬質のものを選ぶようにしよう!

鹿沼土や赤玉土は潰れやすいタイプのものがあります。

特に赤玉土は潰れると泥のようになり排水性や通気性が一気に悪くなるので、できるだけ硬質タイプのものを選ぶようにしましょう。

また、配合土は排水性の良い土をベースに考えますが、多肉植物が水を吸うためにはある程度保水性のある土も必要です。

保水性の良い土

バーミキュライト・ピートモス・赤玉土など

これらの土を使い、排水と保水のバランスを考えながら配合を決めていきます。

土の配合を考える際に、まずはどんな苗に育てたいかを考えましょう。

さくら
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大きくしたい?今のままキープ?

排水性と保水性のバランスによって苗の育ち方に違いが出ます。

苗を大きくしたい場合は培養土や保水性のある土を多めにプラスし、現状維持したい場合や蒸れが気になる環境で育てている場合はとにかく排水性の良い土で配合するのがコツです。

それぞれ使う鉢や育てる環境が違うため一概におすすめの割合いは言えませんが、人と比べるのではなく、自分が今まで使っていた土と比べて排水性をアップするのか、保水性をアップするのかを決めると良いと思います。

今までの土で大きく育たなかったのであればもう少し培養土を増やしてみたり、夏に蒸れてダメにした苗が多かったのなら排水性にこだわり保水性の土を配合しない選択もありだと思います。

さくら
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私は鹿沼土だけで育てたことがあります

鹿沼土だけだとなかなか苗が大きくなりませんが、蒸れにはとても強かった印象があります。

あなたはどのような苗に育てたいですか?

今まで使っていた土を見返しながら自分なりの配合を決めていきましょう。

まずは、我が家が昨年春に配合した内容を振り返るとこんな感じでした。

  • 鹿沼土細粒      3
  • 赤玉土小粒      3
  • バーミキュライト   1
  • ピートモス      1
  • パーライト       1

※数字=スコップ〇杯

とにかく蒸れを防ぎたかったため排水性を重視しました。

しかし、成長どころか逆に小さくなる苗や暑さでバテる苗がちらほらあったため、今年はそこを改善させたいと考えました。

今年の配合土のテーマ
  • ひと回り大きく成長させる
  • 強い苗に育てる
  • 秋冬にはしっかり紅葉させる

今年は、排水性は維持しつつもしっかり成長させて強い苗に育てる土を目標としました。

そして、秋冬にはしっかり紅葉させたいです。

これらを踏まえて考えた配合レシピがこちらになります。

  • 鹿沼土細粒:2
  • 赤玉小粒 :2
  • 培養土  :1
  • パーライト:1

※数字=スコップ〇杯

鹿沼土と赤玉土を中心に、引き続きパーライトを配合しました。

本当は日向土を使いたいのですが、住んでいる地域ではなかなか販売されていないのでパーライトを選んでいます。

軽くて飛んでしまうのが欠点ですが、混ぜて使うのでそれほど気になりません。

赤玉土は昨年同様、排水性を良くするため小粒サイズを選びました。

準硬質タイプでも指では簡単に潰れず、一年経っても形が崩れなかったので今年も同じものを使います。

そして、成長と強い苗に育てることを考え、今年は培養土を配合することにしました。

今まで培養土は葉挿しや小苗にしか入れていませんでしたが、しっかり栄養の摂れる土を加えることで成長と強さを期待できるのではと考えました。

使用した培養土は、愛用しているプロトリーフの粒状培養土になります。

プロトリーフの培養土

とにかく排水性に優れているので蒸れにくく気に入っています。

手に取ったプロトリーフの培養土

粒がゴロゴロしているので、根の少ない葉挿しや挿し木などには向いてないかもしれませんね。

即効性肥料と緩効性肥料が入っていますが、今植え替えに使えば秋には肥料効果が切れてしっかり紅葉が始まります。

肥料が抜けるまでは紅葉しないので、紅葉させたい場合は培養土を使う時期に注意しよう!

堆肥不使用なので虫がわきにくく、室内で育てる植物にも向いているようです。

そして、とても軽くて扱いやすいのも大きなメリットです。

今年は2割程度配合して、どのくらい成長が見られるかしっかり観察したいと思います。

ちなみに、今回の配合土は全ての苗に使うわけではありません。

セダムやクラッスラなど、品種によってはもっと水を欲しがる苗もありますので、そのような苗にはもっと保水性のある配合土を使います。

そのように、品種の特性に応じて土を変えてあげると元気に育つと感じています。

まとめ

ということで今回は、春の植え替えに使う配合土についてご紹介しました。

正直、土はどんな配合にしても多肉を育てることは可能だと思います。

しかし、育てる環境や育て方によって向き不向きはあります。

我が家の場合は、雨に当たりやすいことと水やりを多くしてしまいがちなことを考えて、今年は保水性のあるピートモスなどは使わないことにしました。

さくら
さくら

昨年長雨にあたってかなり蒸れてしまったのがショックでした・・・

そして色々考えて作った今年の配合レシピも、来年はまた変更するかもしれません。

大事なのは、配合を決めたらまずはその土で1年育ててみることです。

1年育ててみて、改善したいところがあれば次は配合を変えてみる、それを何年も繰り返していくことで、ご自宅の環境や自分の育て方に合った配合土に近付けられるのではないかと思います。

もちろん、完璧な配合レシピというのはないので、土作りの道は永遠に続くわけですが、そこが多肉植物を育てていく楽しさの1つだと私は考えています。

試して失敗して…また試してちょっと成功して…成功してたのにまた失敗して新しい配合を考える…

失敗を恐れず、この試行錯誤をぜひ楽しんでもらいたいなと思います。




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