新芽はどのくらい出た?春先に胴切りした苗の現在の様子

育成記録
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3月の終わり頃から何個か胴切りを行いました。

胴切りとは

はさみやテグスを使い、苗を半分に切って増やす方法

胴切りしたのは、お気に入りで増やしたいと思った苗や、上に伸びたりして見た目が悪くなった苗です。

胴切りしてからおよそ2ヶ月が経ち、可愛い芽が成長し始めたので現在の様子を記録していきたいと思います。

さくら

神奈川県在住。
自宅の小さな庭で、エケベリアを中心に多肉植物1000苗以上を育てています。
ムチムチ系が好き♡
このブログでは、多肉初心者さんに向けて多肉植物の育て方や育てる楽しさをお伝えしていきます。

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【フローラ】

とってもかわいい子なのですが一つしか持っていなかったので、保険株を作っておきたくて胴切りしました。

大きさはバラバラですが、現在3つの新芽が確認できますね。

まずまずの成績。

大き目の子は形もしっかりしてきました。

一丁前に葉先にはツンとした爪もありますね。

このまま順調にいけば3つも増えるので嬉しいです♪

【ブラックサバス】

大事な苗なので絶対に増やしておきたいと思っていた子です。

上からは出てきてませんが、下から一つだけ芽が出てくれました。

できれば3つくらい出てほしかったですが、葉の根元が胴切りの際に削られてしまったような感じなので成長点がないのかもしれません。

ちょっと胴切り失敗だったのかも・・・

でも下から芽が出てくれてラッキーでした。

ちなみに頭の部分はしっかり根付いています。

カッコいいですね~!

とりあえず保険株ができて嬉しいです。

【チョーク】

見た目がものすごく好みでたくさん増やしたい子です。

出てきたのは2つかな?

と思ったら下からも1つ出ていました。

こちらも胴切りの際に若干葉の付け根を傷付けてしまったので、芽が出てくれるか少し心配でしたが、無事だった葉から2つ、下から1つ出てくれた感じですね。

頭の部分は根が出てくるのが少し遅かったので葉が薄くなってしまいましたが、ようやくグラグラせずに根付いてきたようなのであっという間にムチムチになると思います。

【星星】

こちらは以前の記事でも紹介しましたが、でべそのように飛び出てしまったので胴切りをしました。

たくさん出てくるかなーと期待してましたが出てきたのは1つだけ・・・

胴切りも上手くできたと思ったんですが、いくつ芽が出てくるかはやはり分からないものですね。

それにしても可愛い♪

葉を取ればまだ出てくる可能性もあるので期待してます。

【ラブリーベア】

こちらは虫にやられたのか蒸れなのか分かりませんが、外葉がぐるりとやられてしまったので、全滅する前に頭だけでも残そうと胴切りしておいた子です。

葉を取ったところから螺旋状に新芽が6個も出てきてくれました。

一番下の芽は土に埋まってますが自力で出てくるので大丈夫です。

葉の傷みも進行してないし胴切りする必要なかったかもしれませんが、こんなに芽が出てきてくれたので結果オーライですね。

頭の方も無事です。

【ジリアン】

春に胴切りした中で一番成長を見せてくれたのがこちらです。

新芽が4つ出てグングンと大きく成長しています。

ずっと紅葉せずに緑色だったので肥料成分が入っていたのかもしれませんね。

その分成長が早かったのかもしれません。

根もしっかり生えていそうだし、ここまで大きくなればもう親葉を取って、その分新芽の成長にエネルギーを注いだ方が良さそうです。

【ムーングロウ】

最後は斑入り品種のムーングロウ。

紀ノ川とも呼ばれています。

左が胴切りした下の部分で、右が頭の部分です。

2つ目が出てきましたが、何となく茎が心配な感じですね・・・。

芽は大きく成長してきているので大丈夫だとは思いますが、葉も枯れてしまったので何とか頑張ってほしい感じです。

ちなみに、土の表面にある白いものは薬剤のオルトランです。


***


番外編として昨年の秋に胴切りした苗もご紹介します。

冬の間はほとんど成長を見せませんでしたが、春と共にグググンと大きくなり始めました。

【ティンカーベル錦】

きれいに4つ育っています。

ちなみに、土の上に置いてある白く丸いものは固形肥料です。

胴切りした後に固形の緩効性肥料を与えると新芽が出やすく順調に大きく育ってくれます。

▼愛用しているのは「IBのチカラ」

斑入り品種は葉挿しよりも胴切りがおすすめです。

葉挿しでは「先祖帰り」といって斑が入っていない芽が出てくることが多いです。

これは葉1枚からでは苗の特性が安定的に遺伝しにくいからですね。

胴切りなら茎の成長点から芽が出るので斑入りの遺伝が現れやすいです。

【ティテュバンス錦】

こちらも斑入り品種です

左が胴切りした下の部分で右が頭の部分です。

下に見える小さな真っ白の子は「オバケ」と呼ばれる全斑ですね。

緑の色素がないものは光合成できないので切り離すと枯れてしまいます。

葉焼けしやすいし成長しないので難しいですがこのまま付けておきます。

もう頭の部分と同じ大きさになって押し合いになってますね。

秋には別々にしようと思います。

【名無しさん】

たくさん芽が出てウホウホしてましたが、ネームラベルが飛んでいってしまったらしく名無しになってしまいました。

胴切りというか、木立ちしてしまったので頭を切って棒だけの状態にした子なんですが、こんなに芽を出してくれて感激してたんです。

ですが名前が思い出せず残念です・・・。

成長すれば誰だか分かるかな?


***


ということで、今回は春に胴切りした苗と、昨年秋に胴切りした苗の現在の様子をご紹介しました。

胴切りは葉挿しよりも新芽の成長スピードが早いのでおすすめです。

また、斑入りや葉挿しで芽が出にくい苗なども胴切りで増やすと良いと思います。

ただ、これからの時期は胴切りには適さないため、胴切りするなら秋以降をおすすめします。

夏でもできないことはないですが、これから暑さとの闘いになるのでできるだけ負担のかかることは避けておきたいです。

また、根がなかったり少ない状態だとどうしても弱くなってしまうので、夏越しはしっかり根を張らした状態で挑む方が安心です。

私もまた秋に胴切りをする予定なので、タニパトしながらどの子にしようかと品定めしています♪

その前にしっかり夏越しさせなきゃいけませんね!



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