【多肉植物】葉挿しが大きくならない!その原因と解決法を解説します

大きく育てる
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「葉挿しをしてある程度は大きくなったけど、そこからなかなか成長しなくなってしまった」ということがよくあります。

成長がストップしてしまうと不安になると思いますが、これには様々な原因が考えられます。

そこで今回は、私が経験した中で特に多く見られる原因を7つご紹介していきます。

この記事で分かること
  • 葉挿しの成長を妨げる原因
  • 葉挿しの成長を促す管理方法

葉挿しがなかなか成長しなくなってしまった原因と、その解決法についても詳しく解説しますので、「なんで葉挿しが大きくならないんだろう?」とお悩みの方はぜひ参考にしてみて下さい。

さくら
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原因が分かればまたぐんぐん成長し始めますよ♪

▼葉挿しの基本的な育て方についてはこちらを参考にしてください

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葉挿しの育て方は成長株とは違い少しコツが必要になります。

葉挿しの成長に適した管理方法を含めて、葉挿しが大きくならない原因とその解決法までご紹介していきます。

まだ根の少ない葉挿しの苗は、成長した苗と同じような水やりではなかなか大きくなりません。

葉挿しの水やりは少量頻回が基本になります。

葉挿しの水やりのポイント
  1. 根に届く程度の水を与える
  2. 乾いたら次の水やりをする

根が少ないため、鉢いっぱいの水やりは必要ありません。

根に行きわたる程度の少量の水を与え、乾いたらまた水を与えるというサイクルを繰り返していきます。

根に行きわたる程度の水を与えた多肉植物

水が少量のため当然乾くのが早くなるので、成長した苗の水やりサイクルに合わせずに頻回に水やりを繰り返していきましょう。

さくら
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土を乾かすことも大切なポイント。必ず完全に乾いてから次の水やりをしよう!

多肉植物は肥料がなくても成長できますが、やはり栄養分たっぷりの土に植えてある苗に比べるとその成長スピードと大きさには差が出ます。

いつまでたっても大きく成長しない場合は、土に栄養分がなくなっている状態かもしれません。

そのような場合は、新たに培養土を含んだ土に植え替えたり、肥料を与えることでまた成長がスタートします。

早くて短期間の効果を期待する場合は液肥、長くゆっくり効果を出したい場合は固形肥料を使うようにしましょう。

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多肉植物には日光が必要不可欠ですが、まだ小さい葉挿しの苗は光量が強すぎるとストレスになり、成長を抑制してしまうことがあります。

我が家では、まだ数センチ程度の小さな葉挿しは成長株とは別の場所で管理しています。

直射日光の当たらない明るい場所に置かれた葉挿し

ここは柔らかい日差しが入るような場所です。

直射日光に当てるよりも、このような場所の方が成長が早いように感じています。

なかなか難しいですが、完全な日陰に置いてしまうと徒長してしまうので、適度な明るさが保てる場所に置くようにしましょう。

さくら
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もちろん、直射日光でもガンガン成長してる場合はそのままでOK♪

小さな葉挿しがなかなか大きくならない原因として、上手く根が張っていないということがよくあります。

芽は出たけどそこから大きくならないようなときは、根がきちんと土に活着しているか確認してみましょう。

優しく苗を揺らした時にグラグラするようであれば、しっかりと根が張れていない可能性があります。

土から浮いてしまっている葉挿し

こちらはだいぶ前に挿した葉挿しですが、大きくならないと思ったら苗が土から浮いてしまって根っこも見えた状態になっていました。

これではうまく水が吸えず成長することができません。

このような場合はしっかり根を土に入れ直し、葉挿しが動かないように固定してあげると良いですが、使っている土の目が粗いとうまく根が活着していかないので、芽の細かい培養土や挿し芽用の土を使うと良いと思います。

根が活着して成長してくれば、自然と芽もどんどん成長してくるはずです。

苗の大きさに対して鉢が大きすぎると、なかなか成長しないことがあります。

大きすぎる鉢に植えてある葉挿し

このようにポツンと植えると、原因はよく分かりませんがかなりの確率で成長が遅くなると感じています。

ある程度大きくなった葉挿しを一つの鉢に植える場合は、大きな鉢に一つだけ植えるよりもいくつかまとめて植えたほうが早く成長します。

1つの鉢に植えられた複数の葉挿し

このような感じで、数個の苗を鉢いっぱいに植えます。

この方が水の乾きが早く、頻回な水やりができるのも成長を助ける一つの要因かなと考えています。

ギュウギュウになるくらい成長してきたら、苗の数を減らしてあげるか、ひと回り大きめの鉢に植え替えるようにしましょう。

葉挿しがある程度大きくなったけどそこから成長しない・・・という場合は、もしかしたら根詰まりしているかもしれません。

根の行き場所がなくなると苗の成長はストップします。

小さな鉢に植えていたり、小さなプラグトレーを使用している場合は一度抜いてみて根詰まりしていないか確認してみましょう。

小さな葉挿しでも意外と根が伸びていることがあります。

根の成長は苗の成長と比例するので、根がのびのびとできるように大きめの鉢に植え替えてあげるようにしましょう。

多肉植物に虫が寄生すると、葉が取れたり苗自体が弱ってしまい成長がストップします。

主に、よく見られる害虫がハダニとカイガラムシです。

これらは葉や茎から栄養分を吸い取り苗を弱らせます。

「成長しないしちょっと元気がないかも・・・」と思ったら、虫が付いていないかよく確認してみましょう。

葉の裏などがデコボコと黒くなっているような場合は虫に吸われた可能性があります。

虫に吸われた葉

虫の跡があった場合はベニカスプレーなどの殺虫剤を吹きかけて様子を見ましょう。

そして、防虫効果のあるオルトランなどを定期的に撒いて、しっかり害虫対策をしていきましょう。

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ということで今回は、葉挿しが大きく育たない原因と解決法についてご紹介しました。

多肉植物は基本的にゆっくりと成長していく植物なので焦ることはないと思いますが、なかなか大きくならないと少し不安になってしまいますよね。

ちなみに参考程度ですが・・・我が家の白牡丹丼、1年前にはまだまだ小さい葉挿しでしたが現在はこのくらい大きくなっています↓

小さい葉挿しの一年後

厳密に言うと8ヶ月程度でこのくらいの大きさまで成長していました。

肥料なしで、大きくなるまでは水を頻回に与えて管理してきました。

個人的な意見ですが、葉挿しが大きくならない原因として最も多いのは水が足りていないことではないかと思っています。

葉挿しの水やりは頻回に行うのが基本ですが意外と忘れがちですし、大きな苗とペースが同じになってしまうこともよくあると思います。

なかなか葉挿しが育たないなと感じたら、一度どのくらいの頻度で水やりを行っているかきちんとチェックしてみましょう。

思った以上に少ない頻度であげていたことに気付くかもしれませんね。

さくら
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春と秋なら水やり頻度を上げることでどんどん成長していきます!

水やり以外でも大きく育たない原因はありますので、ぜひ今回の内容を参考にして原因を探ってみて下さい。

どこかに成長スイッチが隠れているはずです。

▼成長した苗をさらに大きくしたい時はこちらの記事も参考にしてみて下さい





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