今年は気温の上がり方が早く、GWには葉焼け1号を出していました。

毎年遮光は7月頃から始めていましたが、昨年たくさんの苗を葉焼けさせてしまって悲しい思いをしたので、今年は例年より1ヶ月ほど早く遮光を始めました。
ところが、最近タニパトをしていく中で、一気に葉焼けした苗が増えていることに気が付いたんです。







もうこれなんてかなりの衝撃でした。。。
一瞬何かの病気かな?と思いましたが、葉っぱが元気なので葉焼けなんだと思います。
他にもまだまだ葉焼けしてしまった苗はあるんですが、早めに遮光を始めたのに何故こんなに葉焼けしたのか・・・?
いろいろ思い返して自分なりに考察してみました。
まず一番に疑うのは、数時間だけ遮光なしで過ごした日のことです。
その日は一日曇り予報で気温も低めだったんですが、午後になってからいきなり日差しが出始めたんです。
結構きつめの日差しだったので遮光しようか迷いましたが、あと数時間で夕方だし少しくらい大丈夫だろうと思って遮光しませんでした。
でも、多肉ってたった数時間でも焦げるんですよね。。。
今まで何度も経験してきたはずなのに、ずぼら精神を捨てきれずつい油断してしまいました。
おそらくこの日に葉焼けした苗が多かったのではと思います。
自分の怠慢のせいでこんな姿にしてしまったのかと思うとほんとに申し訳ない・・・。

たった数時間でも油断は禁物ですね。
ずぼらでもサッと簡単に遮光できるような工夫をしていこうと思います。
そして、2つ目に考えられる原因は、我が家で初めて夏を迎える苗を過保護にチェックしておかなかったことです。
毎年感じることですが、購入したばかりの苗や、購入してから時間は経ったけど我が家で初めて夏を迎えるような苗はわりと葉焼けしやすいです。
今回葉焼けしてしまった苗も、初めてここで夏を迎える苗が多かったです。



まだここでの夏を体験してないので、この環境についていけなかった子もいたはず。
新入りさんはもう少し気を配ってあげるべきでした。
そして3つ目は、遮光ネットの劣化を確認していなかったことです。
当たり前のように、毎年使っている遮光ネットを今年も使っていましたが、よく見ると網目が大きく広がっている部分がありました。
網目が広がっていると遮光の性能が劣るのできちんと遮光できません。
写真を撮る前に破棄してしまいましたが、5年くらい使った100均の遮光シートで、100均の商品とはいえ一見まだまだ使えそうな感じだったので油断していました。
おそらく、私の扱いが雑だったり、無理に引っ張られたりして広がってしまったのだと思います。
ちなみに、網目が広がるとどの程度性能が劣るのか気になったので照度アプリで計ってみました。
まずは遮光なし。

およそ13万ルクス。
続いて遮光ありの場合。

多肉のすぐ上でスマホをかざして計ってみたらおよそ7万ルクス。
きちんと遮光されていますね。
そして、網目が広がっていた部分の場合。

えっ!遮光なしと同じ!?
と思いましたが、ずっと13万ではなく8~13万ルクスをウロウロしていました。
でも、瞬間的にでも強い日差しが入り込んでしまっているようなので、もしかしたらこれも葉焼けの原因になっていたのかもしれません。
***
色々考えてみて、どれが今回の葉焼けの原因だったのか特定することはできませんが、どれも原因になりうるのは間違いないです。
これからもっと厳しい暑さを迎えるので、これらは早急に改善していかないといけないですね。
とはいっても、今まで全く葉焼けをしなかった夏は経験したことがありません。
毎年焦がしてしまうのはもはや風物詩です。
葉焼けしても生きてさえいれば必ず復活できるので、気を落とさず引き続きできる限りの対策は続けていこうと思います。
▼葉焼けについてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています

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