晴れよりも曇りのほうが都合が良い苗たち

育成記録
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さくら

神奈川県在住。
自宅の小さな庭で、エケベリアを中心に多肉植物1000苗以上を育てています。
ムチムチ系が好き♡
このブログでは、多肉初心者さんに向けて多肉植物の育て方や育てる楽しさをお伝えしていきます。

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多肉たちにはできるだけたくさんの日光浴をしてほしいと常々思っていますが、すべて直射日光に当てられるかというとそうではないんですよね。

例えば・・・

  • 養生させている苗
  • 根がない苗
  • 葉焼けしやすい苗

これらは他の苗とは別管理にして、普段は直射日光が当たらない場所に置いています。

ですが、柔らかい日差しが差すような曇り空の日には、ここぞとばかりに表に出して並べるようにしています。

曇り空にも色々ありますが、最適なのは薄く影ができるような・・・太陽が今どこにあるかはっきり分かるレベルの明るい曇り空です。

そんな日は、日蔭組の子たちに光を浴びさせる絶好のチャンス。

明るい曇り空の日に並べた多肉植物

なぜ光を浴びさせるのかというと、ずっと日の当たらない場所に置いているとどうしても徒長しやすく、苗自体が貧弱になってしまうからですね。

それに、そのうち直射日光に戻す予定の子は徐々に日光に慣れておく必要があります。

この慣れるためのトレーニングとしても、柔らかい日差しのある曇り空がとても使えるんです。

具体的にどんな苗を出すのかというと。。。

根がない多肉植物

こちらは一見普通のロッティーですが、実はカットしたばかりで根がありません。

根がない子を直射日光に当てているとどんどん小さくなってしまうので直射日光を避けて置いていました。

少しだけ根が生えている多肉植物

まだ根が生えてないと思ったら少し生え始めていましたね。

ちなみに発根促進剤のルートンを塗っておいたんですが、ルートンを塗っておくとものすごい束になって根が生えてきます。

買ってきたばかりの多肉植物

そしてこちらは最近購入した苗たち。

ダイソーで購入した子やメルカリでポチポチした子たちです。

葉が開いている多肉植物

ずっと日陰にいたのかパッカーンと開いていますね。

このような子はとても葉焼けしやすいので直射日光に当てるのは厳禁です。

春の日差しでも一発で葉焼けします。

葉焼けと言えば、こちらのダイソー多肉。

買ってきたばかりの多肉植物

購入した時はこんな感じでしたが、うっかり日に当ててしまったらしく見事に焦がしてしまいました。

葉焼けしてしまった苗

外葉は焦げが目立っていたので取って葉挿しに使いました。

少し養生して様子を見ていましたが、中心から新しい葉が展開し始めているのでそろそろ日向に戻す予定です。

▼葉焼けについてはこちらの記事で詳しく書いています

購入したばかりの苗は、それまで室内管理されていたものも多いのでいきなり直射日光に当てるのは危険です。

日向への最初の一歩はこのような明るい曇り空から始めるのがおすすめですね。

斑入りの多肉植物

続いては斑入り品種の子たち。

白い斑が入っている品種も葉焼けしやすいので注意が必要ですね。

ちょっとくらい大丈夫だろうと思っていましたが何度も焦がしてきたので、今はまとめて直射日光を避けた場所に置いています。

でもずっと日に当たらないとやはり徒長してきます。

斑入り品種のマカベアナ錦

こちらは胴切りした頭部分のティンカーベル錦ですが、若干徒長気味ですね。

斑も消えてきてしまってるような気がします。

適度に遮光した場所を確保できればいいのですが、置き場所問題でそうもいかないので、たまにこうして柔らかい日差しを浴びてもらっています。

小さな葉挿し

最後は、このような小さな芽が出始めた葉挿しです。

今まで完全な日陰にいた葉挿しですが、私は芽が1cmくらいの大きさになったら徐々に日光に当てるようにしています。

いつまでも日陰にいるとヒョロヒョロに伸びてしまうので。。。

もちろんいきなり直射日光に当てたら全滅するので、まずは日の当たらない明るい場所から始めています。

まだまだ小さいので焦る必要はないのですが、これからの夏越しに備えてできるだけ早く日に当てて強い苗にしておきたいです。

昨年の夏、枯れてしまった苗はほとんどが小さいものばかりだったので、今年はできるだけ早く成長させて、しっかりと根付いた忍耐力のある苗にさせておきたいと考えています。

夏前には、リキダスなどの活力剤でエネルギー補給しておくのも欠かせないですね。



***


ということで、今回はこのような多肉たちを空の下に引っ張り出して柔らかい日差しに当ててみました。

日光の強さが年々増しているし、春でもかなり強い日差しの日があるので、今までの概念で育てているとガツンとやられることがあります。

ちょっと過保護気味に管理したいけど日光浴もさせてあげたい…そんなときは薄日が差すような明るい曇り空の日が絶好のチャンス。

曇っていても太陽の下は結構明るいものです。

ずっと日陰に置いていた子たちにちょっと光を当てたいなという時は、こんな感じで明るい曇り空を活用しています。

ただし、注意しなきゃいけないのは天候は変わるということ!

曇っていても一日中曇るとは限らないので、日蔭組の子たちを出した時は必ず家にいて外の様子を常々チェックしています。

さくら
さくら

ちょっと面倒だけど、数時間でも日に当ててあげたら多肉たちが喜ぶような気がします

さてさて、そろそろ春も終わりいよいよ夏に向かっていきます。

葉焼け対策、蒸れ対策、虫対策・・・考えることいっぱいですが、日々の多肉事を思い切り楽しんでいきたいですね♪




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