葉挿しの土はどんな土が良い?選び方のポイントとおすすめの土

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多肉たちがグングン成長し始める春。

お気に入りの苗を増やすために葉挿しをした方や、これから初めて葉挿しにチャレンジする方も多いと思います。

さくら
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葉挿しの土はどんな土を使っていますか?

いつも使っている土で葉挿しをしてももちろん大丈夫ですが、ちょっとしたコツを加えるだけで葉挿しの成功率を上げてぐんぐん成長させることができます。

今回は、葉挿しに使う土の選び方とおすすめの土についてご紹介していきますので、葉挿しの土選びに迷っている方、葉挿しがどうしてもうまくいかないという方はぜひ参考にしてみてください。

さくら
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このブログを書いてる人

神奈川県在住。
自宅の小さな庭で、エケベリアを中心に多肉植物1000苗以上を育てています。
ムチムチ系が好き♡
このブログでは、多肉初心者さんに向けて多肉植物の育て方や育てる楽しさをお伝えしていきます。

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葉挿しに使う土は成長した苗に使う土と同じでも良いですが、より成功率を上げて成長を促すためにはいくつかのポイントがあります。

葉挿しの土選びのポイントについて、その理由も交えながら詳しく解説していきます。

葉挿しの土選びのポイント
  • 目が細かい土
  • ある程度保水性のある土
  • 栄養のある土

葉挿しをして葉っぱから根が出てくると、根は水を吸うために土を掴もうとします。

この時に根が土を掴みやすいように、葉挿しに使う土はなるべく目の細かいものを使うようにしましょう。

ゴロゴロとした粒が大きい土だとうまく掴めずに根の活着がスムーズにいかないことがあります。

土は様々な大きさのものが販売されていますし、さし芽用や種まき培養土など目の細かい配合土も販売されているので、それらを利用して葉挿しをすれば根のスムーズな活着をサポートすることができます。

葉挿しの根はとても短いため、根を張っている部分は土の表面だけになります。

しかし、土の表面はどうしても乾きやすいため、水やりしても苗が水を吸う前に土が乾いてしまうことがあります。

そのため、葉挿しに使う土は水がしっかりと吸えるようにある程度保水性のある土を使うようにしましょう。

保水性のある土
  • 培養土
  • 赤玉土
  • ピートモス など

保水性がありすぎると蒸れるリスクも大きくなってしまうので、保水性のある土を単体で使うのではなく、排水性のある土を足して使うのが良いと思います。

排水性のある土
  • 日向土
  • 軽石
  • 鹿沼土 など

ちなみに、私は上層部だけ葉挿し用の土にすることがよくあります。

葉挿しの土の断面

ある程度根が伸びればたくさん水を吸えるようになるので、蒸れが気になるようなときは鉢の上層部だけに入れています。

根が水を吸うようになれば芽も徐々に大きくなっていきますが、葉挿しの成長にはそれなりに時間がかかります。

無肥料の土を使うとかなり時間がかかってしまうため、成長スピードを上げたい場合は培養土など肥料成分が含まれた土を使うことをおすすめします。

培養土
花ごころさんの「花ちゃん培養土」

商品にもよりますが、培養土単体では保水性が高すぎることが多いため、培養土に排水性のある土を混ぜて使うと良いと思います。

さくら
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無肥料の土に肥料を与えてもOK

まだまだ小さな体の葉挿しは大きな苗に比べて弱い状態です。

特に過酷な夏を前にした今、早く大きく成長させて体力のある苗に成長させておきたいと私は考えています。

ただデメリットとして、肥料成分を与えると苗の形が崩れてしまうことが多いです

葉が伸びてしまったりと一般的に可愛いと言われる状態ではなくなってしまうため、小さくても可愛い状態をキープしたいのであれば無肥料の土でも良いですし、培養土を加減して混ぜても良いと思います。

私が現在、葉挿し用の土として使用している配合土や、葉挿し用におすすめの市販の土をご紹介していきます。

ここ数年ずっと我が家で使っている葉挿し用の土はこの配合になります。

培養土1:鹿沼土1

大きくするために肥料成分が含まれた培養土を使用し、そこに排水性のある鹿沼土を配合しています。

葉挿しに使う配合土

比率は1:1で、蒸れることも少なく成長のスピードもそれなりに感じるので、今のところ我が家の環境ではこれがベストな配合であり、葉挿し用の土としておすすめできる配合かなと思います。

もちろん環境や製品によっては培養土多めでも可能ですし、どんどん大きくしたい場合はむしろその方が成長スピードは早いのですが、その場合大きなデメリットとして蒸れる可能性が高くなります。

さくら
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保水力のある培養土は乾くのに時間がかかります。。。

手に取った葉挿し用の配合土

培養土に鹿沼土をプラスすることでかなり排水性が上がります。

ポットに挿した葉挿し

我が家の場合は培養土と鹿沼土の比率を1:1にしていますが、これでもまだ蒸れやすい場合は鹿沼土の配分を多くしたりと調整しながら使うと良いと思います。

ちなみに、我が家で使っている培養土は花ごころさんの花ちゃん培養土になります。

鹿沼土と1:1の割合で配合すると良い感じに仕上がり、葉挿しもしっかり成長してくれるのでお気に入りで使っています。

また、鹿沼土は通常の苗でも使っているこちらの細粒になります。

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配合なんてめんどくさい・・・そんな場合は市販の土を使うのが便利です。

さくら
さくら

初めて葉挿しする方や、葉挿しの数が少ない場合は市販の土を利用した方がお手軽ですね!

私はたくさん葉挿しをするため現在は自分で配合していますが、以前市販の土を使っていたときはこちらのさし芽・種まき培養土を使っていました。

種まきにも使えるほど粒子が細かい土なので、葉挿しのような細く小さな根でもしっかり活着することができますし、芽が出たあとの生育も良かったです。

目が細かいので保水性がありますが、排水性にも優れている配合になっているので葉挿し用の土としておすすめできると思います。

ということで今回は、葉挿しに使う土についてご紹介しました。

基本的にはどんな土でも葉挿しは育ちますが、スムーズな成長を助けるためにも葉挿しに適した土を使ってあげると良いと思います。

しかし、今使っている土で成功しているならあえて土を変える必要はありません。

その土で正解ということだと思います。

でも、失敗が多い場合や土を変えたいと思っている場合は、ぜひこの記事を土選びの参考にして頂けたらと思います。


▼葉挿しの育成についてはこちらの記事も参考にどうぞ♪







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